PHP:abs()関数
abs()関数は、引数の絶対値を返す関数です。
PHP:addslashes()・stripslashes()関数
addslashes():「'」「"」「\」「NULL文字列」を「\」でエスケープします。
stripslashes():addslashesでエスケープされた文字列を元に戻します。
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PHP:array()関数
array()関数は、配列を生成します。
インデックス(キー)が省略された場合には、0から始まる整数値のインデックスが自動生成されます。
※すでに配列にいくつかの要素が格納されている場合には、整数インデックスの最大値+1から自動生成します。
※同じインデックスを2回以上定義した場合、一番最後に定義したインデックスのみが有効になります。
PHP:array_change_key_case()関数
array_change_key_case()関数は、配列のキーを全て大文字、または小文字に変換して返します。
array_change_key_case($ARRAY, $case);
$caseには2つの定数「CASE_UPPER」と「CASE_LOWER」を指定可能です。($caseは省略可能です。$caseを省略した場合にはキーを小文字に変換します。)
CASE_UPPER:キーを大文字に変換して返す
CASE_LOWER:キーを小文字に変換して返す
※数値のキーの場合は変換を行いません。
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PHP:array_chunk()関数
array_chunk()関数は、個々の配列が指定したサイズになるように配列を分割します。
array_chunk($ARRAY, $size[, $mode]);
$ARRAY:分割元の配列
$size:分割する指定サイズ
$mode:$modeに「TRUE」を代入した場合、元の配列$ARRAYのキーを維持します。「FALSE」を代入した場合、元の配列$ARRAYのキーは維持しません。$modeは省略可能で、省略した場合にはFALSEが代入されます。
※分割された最後の配列の要素数は、指定したサイズよりも小さくなる可能性があります。
PHP:array_count_values()関数
array_count_values()関数は、元の配列の各値をキーとして、それぞれの出現回数を値とした配列を返します。
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PHP:array_diff()関数・array_diff_assoc()関数
array_diff()関数:元の配列とその他の配列を比較し、他の配列のいずれにも存在しない値のみを含んだ配列を作成します。(インデックスは無視します。)
array_diff_assoc()関数:array_diff()関数の機能に加え、インデックスも比較します。
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PHP:array_fill()関数
array_fill()関数は、指定した値で満たされた配列を新規に生成します。
array_fill($startKey, $num, $value);
$startKey:スタート時のインデックス番号(整数)
$num:要素数を指定(整数)
$value:セットする値を指定
PHP:array_filter()関数
array_filter()関数は、指定した配列の各要素に対してユーザ定義関数(function)を実行し、条件にマッチする要素のみで構成された配列を返します。
array_filter($ARRAY, $functionName);
$ARRAY:値を取り出す配列
$functionName:ユーザ定義関数を指定
※ユーザ定義関数は、配列の要素を受け取り、TRUEかFALSEを返すものである必要があります。ユーザ定義関数がTRUEを返した要素のみ、array_filter()関数の実行結果の配列に格納されます。
PHP:array_flip()関数
array_flip()関数は、配列のインデックス(key)と値(value)を交換する関数です。
PHP:array_key_exists()関数
array_key_exists()関数は、配列内に指定したキーが存在する場合にTRUEを返します。配列内に指定したキーが存在しない場合にはFALSEを返します。
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PHP:array_keys()関数
array_keys()関数は、元の配列に含まれるキーの一覧を配列として返します。
array_keys($ARRAY, $str);
※$strが設定された場合には、$strと等しい値をもつキーのみ抽出されます。
PHP:array_map()関数
array_map()関数は、指定した配列の各要素に対してユーザ定義関数(function)を実行し、結果を新たな配列として返します。
※複数の配列に同時にarray_map()関数を実行することも可能です。
PHP:array_merge()関数・array_merge_recursive()関数
array_merge()関数:複数の配列を結合します。
※整数値以外の同一キーの要素は、後に指定された値で上書きされます。
array_merge_recursive()関数:複数の配列を再帰的に結合します。
※array_merge()関数とは違い、同一キーの要素は上書きされずに入れ子となった配列に格納されます。
※array_merge()関数・array_merge_recursive()関数はそれぞれ、同一整数キーを持っている配列を結合してもキーは上書きされません。自動的にキーの値が加算され、値が保持されます。
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PHP:array_multisort()関数
array_multisort()関数は、複数の配列を同時にソートします。
array_multisort($ARRAY1, [$how1, $option1,] $ARRAY2, [$how2, $option2,] $ARRAY3…);
■$ARRAY:ソート対象の配列
■$how:ソート方法(省略可能)
SORT_ASC:昇順ソート・デフォルト
SORT_DESC:降順ソート
■$option:ソート型(省略可能)
SORT_REGULAR:通常通りに比較する
SORT_NUMERIC:数値として比較する
SORT_STRING:文字列として比較する
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PHP:array_pad()関数
array_pad()関数は、配列を指定した長さだけ指定した値で拡張します。
array_pad($ARRAY, $size, $value);
$ARRAY:拡張する配列
$size:変換後の配列の要素数
$value:追加する要素を埋めるための値
※$sizeが正数の場合には配列の右側に、負数の場合には配列の左側に拡張されます。
※$sizeが$ARRAYの要素数より小さい場合には、処理は行われません。
PHP:array_push()関数・array_unshift()関数
array_push()関数:1つ以上の要素を配列の末尾に追加し、追加後の要素数を返します。
array_unshift()関数:1つ以上の要素を配列の最初に追加し、追加後の要素数を返します。
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PHP:array_rand()関数
array_rand()関数は、配列から1つ以上の要素のインデックスをランダムに抽出します。
array_rand($ARRAY, $num);
$num=1の場合: 配列から抽出したインデックスをダイレクトに返す
$num=2以上の場合: 配列から$num分インデックスをランダムに抽出し、配列として返す
PHP:array_reduce()関数
array_reduce()関数は、指定した配列の各要素に対してユーザ定義関数(function)を実行し、独自の規制で結合します。
array_reduce($ARRAY, $functionName[, $default]);
$ARRAY:値を取り出す配列
$functionName:ユーザ定義関数を指定
$default:ユーザ定義関数へ渡す初期値(省略可能)
ユーザ定義関数の第1引数には演算結果を格納する変数を、第2引数には個々の要素値を受け取るための変数を指定します。
PHP:array_reverse()関数
array_reverse()関数は、元の配列の要素を逆順にした配列を返します。
array_reverse($ARRAY[, $bool]);
$ARRAY:元となる配列
$bool=TRUEの場合:キーと値の関係が保持される
$bool=FALSHの場合:キーと値の関係が保持されない
※$boolは省略可能で、省略した場合にはFALSEになります(キーと値の関係が保持されません)。
PHP:array_search()関数
array_search()関数は、配列内に指定した値が含まれる場合には対応するインデックス(キー)を返し、含まれない場合にはFALSEを返します。
※PHP4.2.0以前の場合にはFALSEの代わりにNULLが返されます。
array_search($searchWord, $ARRAY[, $how]);
$searchWord:検索する値を指定します。
$ARRAY:検索対象の配列
$how:要素の型(数値型、文字列型など)までを厳密に判定するかどうかを設定します。
$how=TRUEの場合…型を厳密に判定します。
$how=FALSEの場合…型を厳密に判定しません。
※$howは省略可能で、省略した場合には型を厳密に判定しません。(FALSEを入れた場合と同じ)
PHP:array_splice()関数
array_splice()関数は、配列の要素を一括削除して、他の要素で置換えます。
$RES = array_splice($ARRAY, $offset[, $length[, $VALUE]]);
$RES:削除された要素で構成される配列が格納されます。
$ARRAY:抽出元となる配列
$offset:抽出を開始する位置
$length:抽出する要素数(省略可能)
$VALUE:削除した場所に挿入する要素(省略可能・$lengthを設定した場合には必須)、基本的には配列を指定しますが、要素が一つしかない場合にはスカラー値を指定することも可能です。
PHP:array_sum()関数
array_sum()関数は、配列内の値を合計します。
※配列内に計算できない文字列などがある場合には、その文字列を無視します。
PHP:array_unique()関数
array_unique()関数は、配列から重複した値を削除します。
※array_unique()関数を実行後も、インデックス(キー)情報は保持されます。
PHP:array_values()関数
array_values()関数は、元の配列に含まれる値の一覧を配列として返します。
PHP:array_walk()関数
array_walk()関数は、指定した配列の各要素に対してユーザ定義関数(function)を実行し、結果を返します。
array_walk($ARRAY, $functionName[, $variable]);
$ARRAY:値を取り出す配列
$functionName:ユーザ定義関数を指定
$variable:ユーザ定義関数へ渡す第3引数(省略可能)
ユーザ定義関数の第1引数には配列のキー、第2引数には配列の値が渡されます。
※配列の要素を加工して配列を新規に作成するarray_map()関数と似ていますが、array_walk()関数は配列の要素を使用してユーザ定義関数を実行したい場合に使用します。
PHP:asort()関数・arsort()関数
asort()関数:配列を値で昇順にソートします。
arsort()関数:配列を値で降順にソートします。
asort($ARRAY[, $how]);
arsort($ARRAY[, $how]);
$ARRAY:ソートする配列
$how:ソート時の比較方法(省略可能)
■$howに設定可能なオプション
SORT_REGULAR:通常通りに比較する
SORT_NUMERIC:数値として比較する
SORT_STRING:文字列として比較する
※ソートを実行しても、キーと値の関係は保持されます。
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PHP:basename()関数
basename()関数は、ファイル名に関する情報を返します。
PHP:call_user_func()関数・call_user_func_array()関数
call_user_func()関数
ユーザー定義関数に、指定した引数をスカラー値で渡し、実行します。
call_user_func_array()関数
ユーザー定義関数に、指定した引数を配列で渡し、実行します。
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PHP:ceil()関数
ceil()関数は、数値の小数点以下を切り上げ、整数を返します。
・類似関数
floor()関数:小数点以下切り捨て
round()関数:指定した桁数で四捨五入
PHP:chdir()関数・getcwd()関数
chdir()関数
カレントディレクトリを変更します。
成功した場合にはTRUE、失敗した場合にはFALSEを返します。
getcwd()関数
カレントディレクトリのパスを返します。
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PHP:checkdate()関数
checkdate()関数は日付の妥当性をチェックし、正しい日付の場合にはTRUE、存在しない日付の場合にはFALSEを返します。
PHP:chgrp()関数
chgrp()関数は、引数に指定したファイルの所属グループを変更します。
PHP:chmod()関数
chmod()関数は、ファイルのパーミッションを設定します。
PHP:class_exists()関数
class_exists()関数は、指定したクラスが定義済みの場合にTRUEを返します。引数は大文字・小文字を区別しません。
PHP:clearstatchache()関数
clearstatchache()関数は、ステータス関連の関数のキャッシュをクリアします。
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PHP:compact()関数
compact()関数は、指定された変数名・配列の要素値をキーとして、現在宣言されている変数群を検索し、変数名をインデックス(キー)、その値を要素値とした配列を生成します。
※対応する変数が存在しない場合には無視されます。
PHP:copy()関数
copy()関数は、引数に指定したファイルをコピーします。
コピー先に同一ファイルが存在した場合、ファイルは上書きされます。
※コピーに成功した場合はTRUEを、失敗した場合にはFALSEを返します。
PHP:count()関数
count()関数は、配列の要素数を返します。sizeof()関数と同じ働きをします。
※引数に配列でない変数をセットした場合には、値がセットされた変数は1、値がセットされていない変数は0を返します。
PHP:create_function()関数
create_function()関数は、関数名を明示的に設定しないで簡易的にユーザー定義関数を作成する場合に使用します。
※array_walk()関数やusort()関数のコールバック関数を生成する際にも使用可能です。
※create_function()関数内の引数は「'」(シングルクォテーション)で囲みます。(「"」ダブルクォテーションだとエラーが起きる場合があります。)
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PHP:crypt()関数
crypt関数は文字列を暗号化する関数です。
crypt($str, $salt); //$strは暗号化する文字列、$saltは暗号化のキーとする文字列
$saltが同一であれば、暗号化の結果は必ず同じになります。
※この関数は、.htpasswdなどに暗号化したパスワードを書き込む際などによく使用します。
PHP:date()関数
date()関数は、日付・時刻を指定された書式に整形します。
PHP:dirname()関数
dirname()関数は、引数に指定したパスのディレクトリ名の部分を出力します。
PHP:disk_free_space()関数
disk_free_space()関数は、引数に指定したディレクトリの空き容量を、バイト単位で出力します。
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PHP:disk_total_space()関数
disk_total_space()関数は、引数に指定したディレクトリで利用可能な総バイト数を返します。
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PHP:each()関数
each()関数は、配列からポインタ位置における要素のインデックス(キー)と値のペアを返します。実行ごとにポインタが次の要素に移動するので、配列の全要素を取得したい場合などに便利です。(全要素を取得する場合にはlist()関数も共に使います。)
PHP:empty()関数
empty()関数は、指定した引数が空の文字列、または0の場合にTRUEを返します。
PHP:ereg()関数・eregi()関数
ereg()関数
指定した正規表現にマッチした場合TRUEを返します。
大文字・小文字の違いを区別します。
eregi()関数
指定した正規表現にマッチした場合TRUEを返します。
大文字・小文字の違いを区別しません。
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PHP:ereg_replace()関数・eregi_replace()関数
ereg_replace()関数
正規表現にマッチした部分を指定した文字列に置き換えます。
大文字・小文字の違いを区別します。
eregi_replace()関数
正規表現にマッチした部分を指定した文字列に置き換えます。
大文字・小文字の違いを区別しません。
※正規表現を必要としない置換えに関しては、str_replace()関数の方がオーバーヘッドが少なく、パフォーマンスが優れています。固定値同士の置換えはstr_replace()関数を優先的に使うのがいいでしょう。
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PHP:explode()関数・implode()関数
explode():文字列を指定区切り文字で分割し、配列を生成します。
※正規表現を使用して文字列を分割するsplit()関数もありますが、正規表現を使用する必要がない場合には、explode()関数のほうが高速です。
implode():配列の各要素を指定区切り文字で連結します。
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