FLASH:ActionScriptの基本 1.基本概念
FLASHでインタラクティブなコンテンツを作成する際には、ActionScriptは必須とも言えます。ActionScriptはJavaScriptに非常によく似ているオブジェクト指向型のスクリプト言語です。
オブジェクト指向型言語なので、次のような構文の組み方が基本となります。
・他のオブジェクトのプロパティを直接操作しない
・各オブジェクトのプロパティはそのオブジェクト自身で操作する
・他のオブジェクトとのやりとりは全て、メソッドを使って行う
FLASH:ActionScriptの基本 2.オブジェクト参照に使う予約語
オブジェクト参照に使う予約語は、以下のようなものがあります。
_root:大元のタイムラインを参照する
_parent:1つ上の階層のMovieClipオブジェクトを参照する
this:MovieClipオブジェクトが自分自身を参照する
※オブジェクトのプロパティを設定する際に、オブジェクト自身を参照するthisを非常によく使うことになりますが、thisは省略可能です。ただし、PHPなど他のobject指向型言語ではthisを省略できない場合が多いので、常にthisを記述するスクリプティングをおすすめします。