PHP:クラスの基本 1.基本概念
「クラス」はオブジェクト指向(順番にプログラムを書いていくという構築方法ではなく、関連する処理やデータをひとまとめにし、外部からアクセスして処理を行う構築方法)の基本的な単位です。
クラスを使用する最大のメリットは、「クラスの継承」を行えることです。前に作ったことがある関数と同じような処理を行いたい場合などに、1から作り直すのではなく、前に作ったことがある関数を利用することにより、バグの発生率やプログラム自体のサイズを大幅に削減することができます。
PHP:クラスの基本 2.基本構文
クラスの構文はユーザー定義関数の構文と非常によく似ています。
プログラム中でクラスをそのまま使用するわけではなく、実際にはクラスをコピーした「インスタンス」を使用してプログラムを構築します。
※インスタンスはプログラム中にいくつでも作成することができ、それぞれが独立したプロパティの値を保持できます。
PHP:クラスの基本 3.コンストラクタ
クラスには「コンストラクタ」と呼ばれる特殊なメソッドがあります。
コンストラクタは、クラス名と同じ名前のメソッドを作成することにより、new演算子でクラスのインスタンスを作成した際に、自動的にそのメソッドを実行します。
変数を初期化する際などに便利です。